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瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)旧山口氏南都別邸庭園を散策

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち 自然景勝地訪問レポート

世界遺産に囲まれた奈良公園に瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)が一般公開されました。さっそく散策にでかけることに。見学は無料です。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)は、奈良公園の南方、浮見堂がある鷺池(さぎいけ)の南側にあります。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)概要

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

瑜伽山園地の広さは約1・3ヘクタール。

南半分は宿泊施設(ホテル)北半分が庭園となっています。

庭園の広さは0・75ヘクタール。瑜伽山の高低差のある地形を生かした庭は変化にとんでいて歩いていてもあきません。

竹林や樹木の緑があふれる中をゆったり散策することができました。

北半分の庭園の一角には、交流・飲食施設があります。6月5日オープンということでまだ工事の人やスタッフの方々が作業中でした。

旧山口氏南都別邸庭園

ここは、明治から大正にかけ、大阪の財界で活躍した山口財閥「山口吉郎兵衛(きちろべえ)氏」の別荘があった場所です。山口家の日本庭園の遺構を生かして、復元整備されました。

庭園は、明治期から大正期に作庭され、志賀直哉や武者小路危篤などの文化人も訪れていました。引用元:県民だより5月号

1951年に裁判所になりましたが移転、2005年に県が買い取り、2016年から庭園整備を進めてきたとのことです。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)内をゆったり散策

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)へのアクセス・入り口

近鉄奈良駅から徒歩約25分。天気が良ければ駅からぶらぶらと歩いて行ける距離です。

JR奈良駅からだと徒歩約40分。奈良交通バスを利用する場合は、2系統市内循環バス(外回り)に乗り、破石町(わりいしちょう)で下車し、歩いて約5分です。

土日祝は観光客向けの”ぐるっとバス”を利用し「高畑駐車場・浮見堂」バス停で下車して歩く方法もあります(シーズンにより運行が変更になる場合もあります)。

瑜伽山園地の入り口は、浮見堂のある鷺池(さぎいけ)のすぐ南側。駅方面から歩いてくる場合は、鷺池(さぎいけ)の貸しボート屋さんがあるすぐ横の小さな橋を渡ったところです。バスできた方はバス通りを少し歩き、浮見堂の方へ曲がり歩いてすぐです。

園地は塀に囲まれ、道から樹木の緑が目に入ります。一般公開されているので誰でも入ることができます。無料です。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)の庭園の園路

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

門をくぐると目の前に庭園が広がります。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

正面に見える建物は、お茶室です。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

庭園は回遊できるように園路が配置されています。時計まわりに歩くことにしました。

塀に沿って東方向へと歩きました。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

つきあたりに見えるのは、交流・飲食ができる施設の建物です。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

施設の手前で園路は右方向へとへカーブしています。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

右方向を見た光景です。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

入り口付近をふりかえった写真です。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

園池には橋がかかっており、向こう側に渡ることができます。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

訪れた日は青空が広がり汗ばむ陽気でしたが、樹木に囲まれているため日陰が多く、ゆっくりと散策ができました。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

つきあたりから竹林が見える園地の南側、右方向へと園路が続きます。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

瑜伽山園地 竹林の園路とホテル「ふふ奈良」

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

竹林の中の階段を進むと向こうの方に建物が見えます。ホテル「ふふ奈良」です。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

竹がまっすぐ空に向かってのびています。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

階段をどんどんあがります。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

竹林をのぼりきったところにホテル「ふふ奈良」への入り口がありました。正式な入り口は他にあるようなので、ここは宿泊の方が園地にお散歩に出られるための出入り口のようです。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

ホテルを横目で見ながら、園路の後半部分を歩きます。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

瑜伽山園地の中に静かにたたずむラグジュアリーなホテル。朝の散歩を楽しんだあとは、園地のすぐ目の前の鷺池・浮見堂まで足をのばすのも簡単です。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

園路はとても良く整備されていて歩きやすくなっています。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

丘の上から見下ろした風景です。お茶室が見えていますね。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

瑜伽山園地 お茶室

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)茶室

お茶室は山口氏が建てた茶室を再現した。有料(要予約)で利用することができます。南側から見たお茶室の建物です。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)茶室

古い写真などを参考に、色彩や形状等が再現されました。

北側(庭園入り口側から)から見た建物です。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

お茶室利用の料金は、奈良公園事務所のホームページに掲載されています。詳しくはコチラ。

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

瑜伽山園地 交流・飲食施設・ホテル

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

交流・飲食施設では、全席個室形式で奈良県の食材をいかした料理をいただくことができます。2020年6月5日オープン予定。

ホテル「ふふ奈良」

瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)うふふ奈良

2020年6月5日オープン予定のふふ奈良。客室数は30室で全室70㎡以上の広さ。

浮見堂側の園地入り口の反対側(南側)に車で乗り入れられる入り口がありました。

瑜伽山園地まとめ

予想していたより立派なつくりでした。無料で散策できるのが嬉しいですね。

出入り口があったりと、奈良公園の他の園地に比べて閉鎖的なイメージがあります。

出入り口は誰でも入れるので、奈良公園の鹿も勝手に入ってきそうです。入ってきても歓迎されるのかしら?

瑜伽山園地のすぐお隣の鷺池(さぎいけ)と浮見堂もぜひ訪れてほしい場所です。東大寺や春日大社方面に比べて観光客が少ないエリアなのでゆったりとした時間を楽しむことができます。

▼浮見堂についての詳細はコチラから

浮見堂(うきみどう)
浮見堂は、奈良公園内、鷺池(さぎいけ)に浮かぶお堂です。水面に写る姿がとても美しく、池のまわりからその姿を楽しめます。

 

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