唐招提寺は鑑真大和上ゆかりのお寺です。世界遺産に登録されています。南都六宗の一つである「律宗」の総本山です。
鑑真大和上は14歳で出家。修行を積み、中国江南第一の大師と称された高僧です。5回の渡航の試みの失敗のあと視力を失いながらも6回目に日本へたどりつきました。
唐招提寺は鑑真の私寺で、また律宗を学ぶための修業道場として開いたことが始まりとされています。境内には国宝仏像が並ぶ金堂、平城宮の面影を残す講堂など伽藍が立ち並んでいます。
※鑑真和上坐像(国宝)が安置されていた御影堂は修復中につき2022年3月までは拝観が不可となっています。