平城旧跡の近く、のどかな雰囲気の場所に立つ聖武天皇皇后が建立した総国分尼寺です。大和三門跡尼寺のひとつ。
ご本尊の十一面観音菩薩立像は、美しい光明皇后のお姿を写したものと言われ、春と秋に公開されます。
光明皇后は貧者や病者のために寺内に「からふろ」という浴室を設置。光明皇后自ら病人の看病にあたっと伝えられています。
「お守り犬」という可愛い犬のお守りは光明皇后ゆかりのもの。病苦や厄をはらい、長寿を保てると言われています。現在も尼僧により手作りされています(要予約)
美しい名勝庭園は、杜若(かきつばた)の名所として知られており、春に期間限定で公開されます。