東大寺の大仏殿にいらっしゃる大仏様の掌(てのひら)の大きさをご存知ですか?
掌(てのひら)は約2.5~2.6mもあります。私達の身長より高いですね。
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東大寺の大仏様
東日本大震災の復興支援、グローブとボールが奉納
2016年1月7日に東大寺の大仏殿を訪れたおり、大きなボールとグラブがあるのに気がつきました。2015年12月26日に、東日本大震災の復興支援として東大寺に奉納されたんだそうです。
奈良県には野球グラブ製造工場がたくさんあります。大仏ボールとグラブの横には、大仏グラブ奉納実行委員会委員長のお名前で”なぜ大仏グラブができたのか?”という説明が添えられていました。
全国の多くのこどもたちと制作をし、東大寺でくみたてられたそうです。グラブのサイズは3.6m。約2.6mの大仏様の手が入る大きさのグラブです。
こちらは大仏ボールです。
大仏ボールの横の張り紙より抜粋させていただきました。
大仏ボールとグラブについて
東日本大震災復興の願いをはじめ皆様の夢を掴むために右手の大仏グラブを東北、関西、東海地区のこどもたちで作成しました。左手に置いていただくイメージで作成したのがこの大仏ボールです。大仏ボールは多くの方の壮大な夢でありそれを大仏グラブでしっかりキャッチするという願いで白の牛の革5枚で作成しました。
ボールの大きさは直径1.1m、重さは約160kgだそうです。
尚、このグロブとボールは2016年3月11日からは、福島県に展示されるそうですので、東大寺大仏殿の中で見られるのはそれまでなんですね。行く機会がある方はぜひ大仏グラブとボールの前で足をとめてみてください。
東大寺大仏殿アクセス
■歩いて
近鉄奈良駅から徒歩約20分
■バスで
大仏殿春日大社前下車徒歩約5分