春日若宮おん祭

春日若宮おん祭は、奈良市にある春日大社の摂社、若宮神社の例大祭です。中心神事は毎年12月15日から18日までの4日間。

平安時代末期に始まり、五穀豊穣・万民和楽を祈り、880余年にわたり途切れることなく行なわれてきました。国の重要無形民族文化財に指定されています。

春日若宮おん祭基本情報

※お渡り式等の日は交通規制があります。
※春日若宮おん祭中心的な祭事は4日間に渡り、とりおこなわれます。
※お渡り式の道順は公式ホームページをご参照ください。

大宿所祭（おおしゅくしょさい）
参勤者、参拝者を祓い清め、お祭の無事を祈願します。

※清めるためのお湯立ての時刻
14：30、16：30、18：00の3回

大和士、田楽座宵宮詣と宵宮祭（やまとざむらい、でんがくざよいみやもうでとよいみやさい）
14：00　若宮にお詣りし、神事参勤の無事執行を祈ります。
15：00　田楽座田楽奉納（御本社と若宮にて）
16：00　宵宮祭（御本社と若宮にて）

午前0時頃　真っ暗闇の中で若宮様がお旅所御仮殿にお遷りになる儀。
午前1時　暁祭。宮司の祝詞、社伝神楽の奉納。

おん祭のハイライトとも言える時代行列。正午頃に奈良県庁前広場を出発し、奈良市街を巡り、春日大社のお旅所へ向かいます。

12：50頃　興福寺南大門跡にて。お渡り式が正しく進行しているかどうかを興福寺の僧兵が調べる儀式です。

春日大社一之鳥居をくぐると「影向（ようごう）の松」があります。その前で、さまざまな神事芸能を奉納。

14：30頃～　各種芸能の奉納が23時頃まで続きます。

23：00頃　若宮おん祭の締めくくりの儀。

あとのまつり。
13：00　中学生による相撲。
14：00　能二番、狂言一番が披露されます。