奈良公園内を何度も散策している私のお気に入りの一つが春日野もみじの里、水谷茶屋(みずやちゃや)。茅葺屋根の趣のある茶屋です。
奈良公園散策にちょっと疲れたなという時に休憩できる雰囲気ばつぐんの茶屋です。ランチ時には食事もできますよ。メニューは後半でお伝えします。
水谷茶屋(みずやちゃや)はどこにあるの?
水谷茶屋(みずやちゃや)は、春日大社の北参道入り口からすぐのところにあります。または若草山の南の端の階段を降りたところです。
赤い橋の左手側が北参道入り口で、そこには水谷神社があります。
橋の下を流れているのは水谷川。水谷茶屋はこの写真で言えば右手側になり、川のせせらぎが聞こえる距離です。
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水屋茶屋(みずやちゃや)の前には階段があり、車通行可能な道路と案内標識が見えます。(春日大社と反対方向)
春日大社から北参道を歩いて水屋茶屋の前まで来たときに前方に見える光景です。(水屋茶屋を背にして写真を撮っています)
水谷茶屋前の案内標識は、4方向への案内が示されています。
道を西へ下ると近鉄奈良駅や興福寺へ。急な階段を登り北へ向かうと若草山や東大寺の二月堂へ。東への道は、春日山遊歩道や鶯の滝へと続いています。
春日大社から東大寺の二月堂へ行く場合、またはその逆の場合は水谷茶屋の前を通過することになります。
水谷茶屋(みずやちゃや)は雰囲気ばつぐん
東大寺参道は人がいっぱい。でもこのあたりは人の数もかなり減り、ぜひとも歩いてほしいルートです。
茶屋のまわりは紅葉が群生。自然に囲まれ夏は青紅葉(あおもみじ)、秋は紅葉と美しい景色を楽しませてくれる場所です。
水谷茶屋(みずやちゃや)の前を通りかかると、いつもといってもいいほど鹿がいます。
水谷茶屋をバックにした鹿のワンショット。私のお気に入りです。
水谷茶屋では、食事やお茶など、店内、屋外どちらでもいただくことができます。天気のいい日は外でお茶したいものですね。
赤い大きな傘が緑の中で映えます。インスタ映えする写真スポットですね。時折、鹿もきてくれます。
水谷茶屋(みずやちゃや)の店内
店内は4~5人がけのテーブル席が奥に二つ。手前はいろりのある相席用の大テーブルです。10人くらいは座れるでしょうか。
大テーブルの中央には、お花も飾れていて雰囲気ばつぐん。
大テーブルは相席ですが、私はこちらの席の方が好きですね。お客様を案内して食事をとるときはいつもココと決めています。
食事ではなくお茶の場合は、天気が良ければ外でいただくことも多いです。
水谷茶屋(みずやちゃや)のメニュー
食事の場合は、細麺のおうどんをいただけます。お店の外に4ケ国語で書かれた大きなメニューの看板があるので先に見ておくといいでしょう。
公式ホームページに掲載されているメニューと内容が少し違うので、季節により若干変更になるのかもしれません。
おうどん以外の食事には、ごはんセットや簡単な一品料理があります。
ちょっと休憩という時には、飲み物、わらびもち(春秋冬販売)や葛きり(春夏販売)、アイスクリームなどが楽しめます。
夏にはかき氷のメニューもありますよ。
水谷茶屋(みずやちゃや)の食事
お店の中のカウンターで注文します。代金は先払いです。
相方はざるうどんを注文。暑い夏にはのどごしが良く、麺の湯で加減も抜群で美味しくいただけたようです。
私はきつね(油揚げの入ったおうどんの事を関西では、きつねと呼びます)を注文。
ここのお出汁はいつも美味しいので、私の注文はいつも温かいおうどんです。(冷・温を選べます)
こちらは以前に食べたとろろそばです。今回(2018年8月)に訪れた時はメニューにありませんでした。
お茶はセルフサービスとなっています。煎茶(ホット&アイス)と水、お湯があります。
おしぼりや、子どもさん向けの小分け用のお椀もありました。
水谷茶屋(みずやちゃや)の甘味
以前にいただいたことがある抹茶アイス。現在は内容が少しかわっています。
お抹茶(お菓子つき)。
水谷茶屋には時折鹿のお客さんも!
入り口で売られている鹿せんげいをじっと見つめる鹿さん。
お店の入り口で入りたそうにしている鹿さん。
「入ってもいいですか?」と私の方を見つめる鹿さん・
あらあら、鹿さんが中に入ってきちゃいました。でも店主の方に「出ておいき」と言われ素直に出ていきました。おりこうですね。
お店の天井を見上げると、東大寺二月堂のお水取りで使われるお松明がありました。
今回は、猛暑が続く8月におじゃましたので鮮やかな緑がきれいでとてもまぶしかったです。