奈良東大寺大仏様のお身体を清掃する、一年に一度行われるお身拭い(おみぬぐい)の様子です。
お身拭いとは?
お身拭い(おみぬぐい)
120人程の僧侶や関係者が、早朝より二月堂の湯屋で身を清め、白装束に藁草履姿で大仏殿に集合、7時より撥遣作法が行われた後、全員でお経を唱え、年に一度の大仏さまの「お見拭い」を始める。9時半頃には終了。
引用元:東大寺公式ホームページより
(おみぬぐい)は毎年8月7日、午前7時から行われます。(一般入堂は7:30から)
東大寺大仏様お身拭い(おみぬぐい)
東大寺大仏殿(大仏さまがおられる建物)に午前7時に到着。既に入場の長い列ができていました。
一般の入堂は7時30分なので列に加わり待つこと30分。開門とともに入場券を買って大仏さまの元へと急ぎます。
▼大仏さまがおられる大仏殿です。
大仏さまの清掃は、僧侶や関係者の皆さんの分担制のようで、集合場所の札がありました。
多くの方々がそれぞれの担当箇所のお掃除をされています。
大仏様の高さは約15mあり、頭やお顔を掃除する方々は慣れた専門職の方かもしれません。ゴンドラに乗っておられる方もおられます。
大仏様の螺髪(らほつ)の上には3人。大仏さまの頭のぶつぶつのようなものを「らほつ」と言います。
大仏さまのお身拭い(おみぬぐい)は現在毎年行われていますが昔は東大寺の住職の任期中に一度行われる程度だったそうです。
人が乗ったゴンドラが上にあがってい模様です。
1年の間にたまった埃をはたきではたいておられます。この光景はテレビでは見たことがあありましたが、実際に自分の目でみるのは初めてでした。
カメラ好きな方々は、大きな望遠レンズをつけて熱心に写真を撮っておられました。私は一眼レフ専用の望遠レンズを持っていないので、コンデジでの撮影です。大仏さまの正面は、お身拭い(おみぬぐい)の様子を撮りたい方で大賑わいです。
コンデジの望遠で撮っています。手ブレがしないようにしっかりカメラをかまえます。
大仏様の手の上にも人がおられます。
大仏さまの横側からの写真です。
あちこちにロープがはられています。
大仏さまの後ろには東大寺境内の模型がおいてあります。こういった場所もお掃除のうちの一つです。
一般の見学者は三脚の使用ができません。腕章をつけた報道陣の方々は専用の機材を持ち込んでの撮影をされていました。
私はコンデジで望遠側で撮影していたので手ぶれをしないよう気をつかいました。
※東大寺大仏さまのお身拭い(おみぬぐい)の記事は姉妹サイト「わくわく素敵生活」でもレポートしています。
記事名:東大寺大仏さまお身拭い(おみぬぐい)
▼普段の大仏さまのお姿は下記の別記事で写真とともに詳しく説明しています。
東大寺の大仏様
東大寺大仏殿大仏さまアクセス
■東大寺大仏さまお身拭い(おみぬぐい)
日 :毎年8月7日
時間:午前7時から(一般入堂は7:30から)
■歩いて
近鉄奈良駅から徒歩約20分
■バスで
大仏殿春日大社前下車徒歩約5分