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奈良公園の鹿せんべいの売り場、料金・上げ方。食べられる?味は?

鹿せんべいが買える場所 奈良公園の鹿情報

奈良観光の楽しみの1つは、奈良公園での鹿との触れ合い。奈良の鹿は鹿せんべいが欲しくておじぎをすることで有名です。

鹿せんべいが買える場所、料金や買い方、上手な上げ方、人間が食べてもいいのか?そのお味は?といった疑問にお答えします。

奈良公園の鹿せんべいはどこで買える?

鹿せんべいは一束10枚で150円
写真は150円と書かれていますが現在は200円となっています。

■鹿せんべいが買える場所

  • 露店で買う
  • お土産屋さんや茶屋、レストランの入り口で買う
  • 無人販売所で買う

鹿せんべいは奈良公園内の露店で買えます

鹿せんべいが買える場所
※鹿せんべいの料金は現在¥200になっています。

おせんべいを売るスタンド(露店)が奈良公園内のあちこちにあります。売店の建物がある訳ではありません。

営業時間が決まっている訳ではありませんが、観光シーズンならだいたい午前10時頃から~午後5時頃までなら販売されています。時間はかなりイレギュラーです。

寒い季節は早くしまりますし、雨の日はそもそも出ていない事もあります。

支払いは現金のみ。小銭か小額紙幣を用意しておきましょう。

観光客の人通りが多い場所には必ずといっていいほど露店が出ているので買えなくて困るということはないでしょう。

鹿せんべいはお土産物やさん、カフェ、食事処などでも買えます。

鹿せんべいが買える場所

鹿せんべいは露店以外でも売っています。東大寺や若草山などにはお土産屋さんや茶屋(カフェ)があり、店頭で売っています。

雨の日で、鹿せんべいの露店が出ていない時は、こういったお店で買いましょう。

鹿せんべい無人の販売所

無人の鹿せんべい売り場もあります。

無人の売り場はおつりがもらえませんので現金で200円ちょうど持っている必要があります。

▼春日大社参道の無人の鹿せんべい売り場
鹿せんべい無人売り場
※鹿せんべいの料金は¥200に変更になっています。

代金を入れて自分で勝手に鹿せんべいをとります。

鹿せんべいの値段はいくら?

鹿せんべいは一束10枚で150円
鹿せんべいの値段は一束10枚で200円。

どこで買っても200円と同じ料金です。

10枚の鹿せんべいは、奈良愛護会の証紙で十文字に巻かれています。

「このせんべい代は可愛いシカの保護にあてます。ご協力ありがとう」と書かれていますね。

「奈良の鹿愛護会」とは、病気や怪我をした鹿の保護活動、保護のための調査研究、生育環境保全のための活動などを行っている一般財団法人です。

鹿せんべいの上げ方。ケガに注意。

鹿せんべいの上げ方

一束200円の鹿せんべいを一度に二束、三束と買っても、鹿にかこまれてあっという間に全部がなくなってしまう事も多いです。

逃げてもたいてい追いかけてきます。上手くかわすコツと上手な上げ方があります。

鹿せんべいの買い方のコツ

鹿せんべいを買いに行き、財布をあけた瞬間から鹿たちは「あっ!この人は今からおせんべいを買うんだ!」と気がつきます。もたもたしている間にあっという間に鹿たちに囲まれてしまいます。

鹿せんべいを買いに行く前にお金の準備をしましょう。

そして、さっと買ったらカバンに隠してその場をすぐに離れましょう。

鹿せんべいの上げ方

もし鹿がついてきたら逃げるのではなく、両手の手のひらを大きく「パー」にして見せます。そして大きな声で「ない!」と叫んでください。これで鹿は食べ物がないと判断し、他の人のところに行きます。

■ヒント
・春日大社へ行く場合は、二の鳥居横の売店で買っておきましょう。その先に露店はありません。
・東大寺大仏殿へ行く場合は、南大門を超えると買う場所がありません。その手前で買っておきましょう。
・若草山山麓の道を歩く場合、露店は出ていませんが、お土産屋さん等で買うことができます。

鹿せんべいの上げ方のコツ

鹿せんべいの上げ方

小さなお子様には、鹿せんべいを持たせないでくださいね。鹿がどんどん寄ってきて怖い思いをしてしまうかもしれません。

鹿が少ない場所へ移動しましょう。お子さんが一緒なら、できれば雄鹿がいないところを探しましょう。

・おせんべいはあげたいタイミングで手に持つ。
・見せたらすぐにあげる事。じらさないで!
・身体の前でおせんべいを持つのではなく、腕をまっすぐに伸ばしましょう。そうすると私たちの身体と鹿の間に少し距離ができます。

鹿せんべいは食べられる?そのお味は?

鹿せんべい

鹿せんべいは無添加優良食品です。

材料は米糠と小麦粉のみで着色料や香辛料、調味料はいっさい入っていません。私たちが普段食べるスナック菓子に比べるとはるかに安心できる食べ物ですね。

ただ、おせんべいは袋に入っていませんしほこりまみれ。賞味期限も書いていないのでいつ作られたものかもわかりません。人間が食べることが前提になっていないので食べるのはやめましょう。

ただし工場で焼きたてのものは食べることができます。

筆者は「武田俊男商店」という鹿せんべい製造会社にお邪魔した時に焼きたてをいただいたことがあります。さくっとしていてまあまあでした。でも何の味もついていないので冷めてしまえばただの味のないおせんべいになってしまいますね。

鹿に鹿せんべい以外のものはあげないで!

奈良公園にいる鹿は野生動物です。国の天然記念物にもなっています。

普段は、芝や葉っぱ、どんぐりなどを食べて生活しています。人間の食べ物を食べると病気になってしまいます。

私たちが持っているおやつや紙(地図やパンフレット)など何でも欲しがりますが、あげていいのは鹿せんべいだけです。油断すると、食べ物ほしさにおそいかかる事もありますので、食べ物は見つからないようにしましょう。

まとめ:鹿せんべいの売り場、料金・上げ方、味

鹿せんべいの上げ方

  • 鹿せんべいは奈良公園内の露店で買える。
  • 鹿せんべいはお土産店や茶屋などの店頭で買える。
  • 料金は10枚で200円。どこで買っても同じ値段です。
  • 通常売られている鹿せんべいは人間は食べられません(焼きたてならOK)
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