奈良公園は、都会と違ってアスファルトの照り返しがないので暑い夏の季節でも比較的歩きやすいと思います。
ところどころに木陰もあります。
私は奈良の観光ガイドとして日に約5~6時間、奈良公園を歩いています。猛暑の日はなるべく影や木立の中を歩けるようにルートを組んでいます。
奈良公園の鹿も木陰で休んでいます
鹿だって人間と同じで暑いのは嫌いです。どこが涼しいのか、どこが居心地がいいのかをちゃんと知っています。春先にたくさんいるような場所でも、夏の炎天下にはいないことが多いです。
みんな木陰を求めて集まっています。奈良公園は木々がたくさんあるので木陰が多いんですよね~。
夏の光景です。
鹿は早起きして奈良公園の美味しい芝を食べます。ある程度おなかいっぱいになれば、木陰でねそべっています。人間が近づいてもしらんぷりして寝たままのことも多いです。
奈良県庁前の道路の溝にも鹿が!
夏場に奈良県庁前のみぞに鹿がずらっっと座っている光景は奈良では結構有名です。立派な角をはやしたオス鹿がで~んと座っていたりします。みぞの中って涼しいのでしょうか?
県庁前の道路脇ですからもちろん前は大きい道路でひっきりなしに車が走っています。ここは鹿と自動車の交通事故がおきやすい場所のひとつです。鹿さん、横断する時は気をつけてね。
ドライバーの皆さんも、鹿がいつ飛び出してくるかわかりません。安全運転でお願いします。
奈良公園の鹿は水浴びが大好き!
徒歩又はバスで大仏様のおられる東大寺の参道入り口へ。お土産屋さんの前を通り大仏殿へ向かって進むと「南大門」があります。その手前にある橋の下には「吉城川(よしきがわ)」が流れています。
夏はそこでよく鹿たちが水浴びをしています。橋の下へも目をむけてみましょう。運がよければ可愛い鹿の親子が見れますよ。
夏は暑いけれど綺麗な鹿を見ることができます
春頃から初秋にかけては鹿の子模様(かのこもよう)といって鹿の夏毛に白い斑点が混ざり、とても綺麗です。私は写真映えがするので夏の鹿たちが大好きです。
▼鹿の角も夏はかっこいいです!詳しくは下記ページでレポートしています。
奈良公園の鹿の角は夏が一番かっこいい!