奈良は今かき氷ブームまっただなか。。「奈良かき氷ガイド」という小冊子もあり、美味しそうなかき氷がずらりと並んでいます。無料でもらえましたよ。
かき氷が食べられるお店はたくさんあって、どのお店に行こうか迷ってしまいます。
御菓子司、春日庵(かすがあん)
今回おじゃましたお店はコチラ。 さつま焼きが有名な和菓子店「御菓子司、春日庵(かすがあん)」です。
御菓子司、春日庵(かすがあん)は、ならまちのちょうど中ほど。レトロな街並みが美しく人気の小道に面しています。
1階が和菓子のお店で、2階が茶房となっています。茶房へは1階奥左手の階段を上ります。
2階の茶房は、お座敷となっており、くつを脱いであがります。畳の上で疲れた足を休ませることができ、ほっとできる空間です。
畳の部屋が一部屋のみで机が6卓。2人ずつ座ったとして12人ほど。ただおざぶとんに座るタイプなので少しくらいは融通がつきそうですね。
私が行ったのは、平日の3時ころですぐに座ることができました。一部屋だけなので土曜・日曜は少し待つことを覚悟しないといけないかもしれません。
部屋のつきあたりは大きな窓になっていて開放感があり、とても気持ちがいいです。
窓の外は世界遺産の元興寺のお庭です。窓の外が世界遺産のお寺のお庭だなんて贅沢すぎますね。
御菓子司、春日庵(かすがあん)のかき氷
かき氷のメニューは3種類ありました。
- 黒蜜きな粉わらび餅 750円
- 大和茶抹茶と白玉あずき 750円
- いちご 850円
奈良かき氷ガイドの小冊子に掲載されていたのは「黒蜜きな粉わらび餅」でしたがあえてそれをはずした二つを注文しました。
大和茶抹茶と白玉あずきのかき氷
大和茶抹茶と白玉あずきにはミルクシロップがついてきました。
大和茶の抹茶が使用されています。ふわふわで一口食べるごとに抹茶の味が口の中に広がります。これぞ本物の味!といった奥深い味です。
そして白玉とあずきとのコンビネーションがまたいけるんです。粒あずきあんは北海道産大納言小豆です。さすが老舗だけあって、ていねいに作られています。
いちごのかき氷
奈良はいちごが有名ってご存知でしたか?奈良県産のブランドいちごは「あすかルビー」と命名されています。
目の前に現れた時点からテンションがあがります。イチゴのつぶつぶ感が早く食べてくれと言わんばかりでした。
ほんのり甘酸っぱくて、濃厚なシロップがいっぱいかかっています。
食べ進むと中にはミルク氷になっていて、最後の最後まで楽しませてくれました。
かき氷には暖かいお茶が添えられていて、冷えた胃袋をあたためることができました。
ならまちでかき氷を食べるなら御菓子司 春日庵さんは超穴場です
実は、かき氷がクローズアップされているならまちは平日であっても並ばないと入れないお店がたくさんあります。
その中でこの春日庵さんは、和菓子屋さんの茶房ということで目にとまりにくいのでしょうか、他のショップさんに比べてすいています。
ところが、かき氷のグレードはなかなかの物です。お値段もこのグレードでこの値段なの?とお値打ち感がありました。(他のお店と比べての感想です)
窓から元興寺の庭が見えるという環境、お座敷でゆっくりできるというのもプラスポイントです。
※かき氷提供期間:5月~10月上旬(2018年の場合)
■御菓子司 春日庵の基本情報はこちら